ひねもすのたり@避難所
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守り人シリーズ12冊目。
「炎路の旅人」「十五の我には」の2作が収録された短編集です。

【炎路の旅人】
タルシュ帝国の密偵ヒュウゴの過去。
南の大陸でヨゴ皇国がタルシュ帝国に征服されてから、ヨゴ人のヒュウゴがタルシュ帝国の枝国軍に入隊するまでのお話。

ヒュウゴさん、不良だったんですかwwww
下町の不良グループの頭とかwwww
バルサに負けず劣らずの狂犬じゃないっすかwwww

いや、生まれはヨゴ皇国の武人階級の最高位<帝の盾>であるアラユタン家の長男で、良いとこのお坊ちゃんだったようですが。
本編では、どちらかというと知性派で、策士キャラのイメージでしたが、バリバリの武闘派でした。
ジャガイモの皮むき、上手だったんだwwww

タルシュ帝国に国を奪われ、家族を奪われ、日常も未来も奪われたヒュウゴが、何故タルシュ帝国のために働くようになったのかという、その心理を追っていく作品なわけですが。
蒼路の旅人の前に、炎路の旅人が出来上がっていたけれど、そのときに天と地の守り人の構想が浮かんでしまったので発表できなくなってしまった、と、後書きに書かれていました。
なるほどー。
炎路の旅人を先に読んでしまっていたら、たしかにwwww
ヒュウゴがどんな人かっていうのを先に知っていたら、物語のハラハラする感じが欠けただろうな。

【十五の我には】
バルサが15歳の頃のお話。
タイトルの「十五の我には」というのは、作中でジグロがいきなり暗唱を始める詩の冒頭ですw
ジグロさん、風流な人だったのね(´◉◞౪◟◉)

バルサもジャガイモの皮むき上手かったwww
手元を見ずに皮むきするとかwwww
ヒュウゴといい、バルサといい、武人とジャガイモの関係は何?!

バルサは「流れ行く者」に出て来た13歳の頃のように、短気で好戦的な狂犬っぷり。
いや、あのころより、さらにガラが悪くなってるかもwwwwwww
反抗期も入ってる感じで、ジグロの手を借りたら負けみたいに思い込んでるようで、困った事になっても意地張って相談しないし、半人前で危なっかしいのに一人前のつもりだしww
ジグロの苦労が忍ばれるわ(´・ω・`)

ジグロが最後に、また新ヨゴのトロガイ師の家に行くって言うんですが。
バルサは素直じゃないから、内心で嬉しくても言わないw
むしろ復讐しなきゃって、そればかりに必死になっているので、自分が本当はどうしたいのか、何が好きなのかという事には全く無頓着で、自分で自分の気持ちに気づいていない雰囲気。
自分も周りも、何も見えていないっていうか。
でもジグロには、何がバルサの一番の幸せなのかが解っていたんでしょうね。
いや、バルサが好戦的なのは、地の性格だと思うけどさww
バルサが心の平安が得られる場所がどこなのかを、ジグロは見抜いていた感じがします。

もっとぐっと単純に、荒れ狂ってる不良娘を更生させるには、良い影響の友達(呑気なタンダw)と大自然が特効薬だと思ったのかもしれないけどwww
ガラの悪いゴロツキが集まる酒場よりはね、自然に囲まれたトロガイ師の家の方が、環境は良いもんね。
近隣の村人たちは素朴で真面目だし。
酔っ払いや賭博師に囲まれて喧嘩ばっかりしてるよりは、山奥で短槍の特訓してるほうが健全だわ。
ヨット・スクール的なwwwww

それにしても、短慮で自己中心的で頭に血が上りやすい15歳のバルサやヒュウゴを見ると、チャグムがどれだけ賢い子だったのか、よーく解りますわ。
まあチャグムも無茶してたけど。
ヒュウゴやバルサの狂犬っぷりに比べたら全然良いよwww

つか守り人シリーズ読み終わっちゃった…。
明日から何を読めばいいんだ…。
ピグ友のさりたさんは「鹿の王」も読むって言ってたけど、「鹿の王」はね~、最新作のせいかウチんとこの図書館はいつも貸し出し中で、予約が軽く30人待ちくらいなんだよね。
半年後くらいには借りられるのかな(-。-;)
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