ひねもすのたり@避難所
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[カテゴリ:感想・レビュー(ネタバレ注意)]



「月の影 影の海」の最初で、陽子のウザさに辟易とした私は、それから長らく十二国記を手に取らなかったわけですが。
そんな私にオタク友達は口をそろえて、「十二国、面白いから読んで!」と勧めて来たわけで
その中に「図南の翼を読んで!」という声がありました。
で、ついに、「図南の翼」まで読みましたよ?

マジだったwww
これ面白いよwwwww


恭国の王となる珠晶の物語なのですが。
若干12歳の珠晶は、勝気で傲慢で自信家で、行動力もあり。
かつてウジウジしてた陽子とは、まるで正反対の少女です。
陽子は成長して王らしくなってさえ、悩んだり迷ったりしていますが。
珠晶は王になる以前から威風堂々、回転が早い頭ですぐさま答えを見出し、すぐさま行動を起こします。

「陽子がムリ」という私に、図南の翼を強く勧めて来たのは、そういうわけかー。
陽子と正反対の珠晶なら、入りやすいと?w
(でもまだ完結してないんだって?)

逆に珠晶みたいなキャラが苦手っていう人もいるだろうね。
生意気すぎるとか、性格が強すぎるとか、自信満々すぎるとかで。
最後まで読めば、どうして珠晶がそういう行動をしたかのかが解るから、嫌悪感は薄れるだろうけれども。

精霊の守り人に例えると、即断即決で自分のやるべきことをやるバルサを、戦闘能力ゼロの子供にして、もっとおしゃべりにして、毒舌にして、上から目線にした感じっつーか。
十二国の違うキャラに例えると、楽俊を上から目線の毒舌にして、暴れ馬みたいな激しい気性にした感じっつーか。
とにかく口が悪すぎるんだよwww
態度デカイしww
人の欠点をズバズバ指摘して、容赦ないしwww
行動は素早くて正しくて、言ってることも正論だけどさー。
もうね、態度が大きいのも、自信満々なのも、ネタの域www

さて、物語ですが。
黄海という人外魔境を行く、旅の道中記みたいなタイプのお話です。
妖魔が住む黄海を、妖魔と戦いつつ旅をして、蓬山を目指すという。
妖魔に襲われて死んでしまう人が何人、何十人といるような状況での、冒険の旅が主軸になっています。

「風の海 迷宮の岸」で、泰麒のところへ李斎や驍宗が昇山してきたときは、黄海を渡るのがそんな大変なことだと思ってませんでしたが。
この「図南の翼」を読むと、それがどれほど危険に満ちた長い旅なのかが解ります。
そして騎獣の中でも騶虞(すうぐ)が、どれほど貴重で得難い騎獣なのかも。
自分と従者だけで帰ろうとした驍宗、どんだけ強かったんだw
騶虞(すうぐ)も持ってたし(´◉◞౪◟◉)

珠晶は12歳の少女で、恭国の首都・連檣(れんしょう)で生まれ育った大金持ちの末娘です。
贅沢三昧で、絹に包まれて育った珠晶ですが。
昇山するために家出します(* Ŏ∀Ŏ)・;゙.:';、ブッ

黄海で騎獣を狩る朱氏である頑丘を、家から持ち出した有り金を全部はたいて護衛に雇います。
最高級の騎獣・騶虞(すうぐ)に乗った利広という謎の青年が、何故か同行を願い出て、護衛に加わります。
後で解るのですが、二人ともなかなか得難い人物ww
頑丘を雇ったのは、立ち話を聞いていて、なんか黄海に詳しそうって思ったのと、騎獣を連れてるから使えそうって思ったからで、子供なりに考えた上での即決即断だったわけですが。
よくもまあ、偶然、こんな奴らを護衛に選んだもんだと、珠晶の強運に関心します。
その強運が、王の証みたいなもんらしいですが。

最後は犬狼真君まで偶然出て来るしwww
更夜wwwエラくなったwww
「東の海神 西の滄海」では、ただの捨て子だった更夜ですが。
その後は犬狼真君と呼ばれるようになったようで(知ってるけどw)、この時代には黄海の入り口に犬狼真君の廟があり、お参りに来る人がワンサカ居るっていう。
ほとんど神様www
「東の海神 西の滄海」のラストで、更夜は黄海に行きますが。
この「図南の翼」で黄海がどういう場所なのかを知ると、今更ながら「マジかよww」って感じになります。
「ろくた」が居るとはいえ、よくこんなところで生きて行けたね?

色々あって、ようやく蓬山まであと少しという所まで珠晶がたどり着くと、供麒や女仙たちが迎えに出て来ます。
麒麟には王気が見えるらしいからね?
珠晶がすごくすごーく近づいたんで、やっと供麒が気付いたようです。
そこで珠晶が王であったということを、珠晶が知る(周りの人は薄々気づいてたw)のですが。
「――だったら、あたしが生まれたときに、どうして来ないの、大莫迦者っ!」と、珠晶は供麒を平手打ちします。
ですよねぇ~wwwww
他の国の麒麟は、蓬山を出て、あちこちに王を探しに行ったりするのに。
王が昇山するを待っていられなくて、麒麟が自分の国へ行って探し回ることはよくあるそうです。
景麒なんか王を探して蓬莱にまで行ったし、延麒も計らずして王気に引かれて蓬莱に行ったし。
それを考えると、供麒wwwwww
今までずっと蓬山で何してたwww
珠晶なんて、恭国の首都に住んでたんだから、探そうと思えばすぐに探せそうなのに。
国中を探す場合、まず首都には最初に行くだろうし、そうでなくても首都は外さないだろうし。
つか珠晶が黄海に入った時点で、かなり近くまで来てたんだから、さっさと迎えに行けばよかったのに、一歩手前ってとこまで近づかないと気付かなかったとかwww
ダメだ、供麒はww
なんか、すごく鈍いwww

「風の万里 黎明の空」で、ちらっと出て来た珠晶は、供麒を完全に下僕扱いしていて、気ままにひっぱたいたり、犬みたいに「取って来い」をやらせたりしてましたが。
こういう経緯があって、こういうタイプの麒麟だったなら、仕方ないわw
甘やかしたら、30年くらい何もしないで、上げ膳据え膳でのんびりしてるだろ、こいつはw
あーでも、麒麟は民意の具現化だから、供麒は恭国の民に似てるっちゃー似てるのかもね。
誰かがやってくれるのを待ってるっていうかw

珠晶は、黄海を旅する道中で、もし自分が王になったら国民に昇山を義務化するとか言ってましたが。
これ面白いなーと思いました。
「そうだ、選挙に行こう」みたいで。
国民一人一人が持っている権利である昇山って、選挙権に似てるね?

あ、そうだ、挿絵がキレイで毎回楽しみです。
挿絵が楽しみな本は久しぶりかも。
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